2014年06月23日

書籍「16歳の教科書」から

①絵筆のように言葉を使おう(金田一秀穂先生)
国語という科目は、他の科目と違い日常的に使っている「日本語」そのものであるために、
読み書きはでき、意味もわかってしまうことから逆に「なにを勉強すればいいんだ?」という疑問が浮かんでしまう。

世間一般に使われる「国語力」という言葉。

言葉には「言語能力」「コミュニケーション能力」という2つの側面があるが、
「国語力」はこの2つをブレンドし、大切な「なにか」が欠落したもののことを言う。

今、美しい文章や感受性豊かな文章を書けることが国語力の証のようになっているが、
美しさや情緒などは不要で、事実と論理が重要である。

また、言葉は考えるためのツールであるという視点も持って欲しい。



Posted by てぃす at 20:38│Comments(0)
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